現在、電子マネーは色々な形で手に取ることができます。例えば、コンビニなどでよく見かけるカード型の電子マネーが良い例です。iTunesカードやGoogleStoreカード、LINEカードなど多数のものが販売されていますね。
上記のものと同じようなカード型で“実際に手で触れることができる“暗号資産(仮想通貨)として注目を浴びているのが「Wodca(ウォッカ)」です。
本記事では、そもそもWodca(ウォッカ)とはどういったものなのか、Wodca(ウォッカ)の特徴や、どのようなシーンで利用できるのかを解説しますので、ぜひ参考にしてください。
コールドウォレットのWodca(ウォッカ)ってなに?

暗号資産(仮想通貨)は基本的に、手で触れることのできない資産です。したがって残高などを確認する際には、PCやスマートフォンの画面を通して見るしか選択肢はありませんね。
しかし「Wodca(ウォッカ)」は、カード型のウォレットとして、暗号資産(仮想通貨)を実際に手で触れることができます。またWodca(ウォッカ)を通して、人と人との間で物理的なやり取りを可能にしました。これにより、暗号資産(仮想通貨)を友人や家族などへのプレゼントとして活用することも可能になりました。
従来のウォレットは、自己の資産となる暗号資産(仮想通貨)の秘密鍵を適切に保存し、保有するハードウォレットとして存在していましたし、ウォレット自体の価格も1~数万円を超えるなど、気軽に他人に渡せるモノとは言えませんでした。
しかし、Wodca(ウォッカ)は、iTunesカードなどと同じように、それぞれのカードが独立したウォレットとして発行され、「ID」や「ウォレットアドレス」、「プライベートキー」が記載されています。
カード1枚につき1ウォレットが存在するという点が画期的であり、特徴となる点です。
Wodca(ウォッカ)の基本情報

まずは、Wodca(ウォッカ)の基本情報を確認しておきましょう。
運営会社 | 株式会社ウォッカ |
住所 | 東京都渋谷区神宮前6-19-16 U-natura 6F |
公式サイト | http://wodca.co.jp/ |
公式ツイッター | https://twitter.com/Wodca1 |
メールアドレス | info@wodca.jp |
公式Instagram | https://www.instagram.com/wodca_token_wallet/ |
公式Facebook | https://www.facebook.com/WodcaTokenWallet |
Wodca(ウォッカ)でできること・使用用途

Wodca(ウォッカ)でできることは、暗号資産(仮想通貨)のウォレットをカードとして手軽に持ち歩けることや、友人や家族などに暗号資産(仮想通貨)をウォレットごとプレゼントするなど、目に見える形で物理的に移動させることです。
Wodca(ウォッカ)を発行する株式会社Wodcaが想定している使い方としては下記の3つです。
- ビットコインなどの暗号資産(仮想通貨)を物理的ななカードで提供
- イベントやキャンペーンをやる際のインセンティブとして簡単に導入可能
- セキュリティ的に安心なコールドウォレットとしての活用
カード型のウォレットは、本体自体が薄いカードなので財布などに入れて手軽に持ち歩くこともできます。またイベントやキャンペーンなどで暗号資産(仮想通貨)を配布することも簡単です。
現在、暗号資産(仮想通貨)のエアドロップなど、インセンティブとして配布するにも、配る相手のウォレットアドレスを事前に確認して送金する手間がかかります。
しかし、Wodca(ウォッカ)ならば、ウォレットアドレスごとカードとして配布できるため、ウォレットアドレスの確認漏れや記載ミスなどのトラブルを防止することにも繋がり、確実にコインを渡すことができます。
Wodca(ウォッカ)のセキュリティ

Wodca(ウォッカ)は、セキュリティ面でもその他のウォレットより優れています。
Wodca(ウォッカ)は、シンプルに言ってしまえばペーパーウォレットです。カードの裏面にウォレットアドレスから秘密鍵までが記載されているカードですので、完全にインターネットから隔離されています。
現在私たちが、保有するウォレットの秘密鍵を印刷して保管しているようなものですね。
インターネットから隔離されていれば、ハッキング被害に遭うこともありませんし、万が一PCやスマートフォンが壊れても、秘密鍵をデータとして保存しているわけではないので失うことはありません。
暗号資産(仮想通貨)のセキュリティで最も安全な管理方法は、秘密鍵をインターネットに繋がる機器でデータとして管理“しない”ことです。
上記のとおり、Wodca(ウォッカ)のセキュリティは安心だと言えます。もちろん、カードの紛失や破損(記載事項が確認不能になる状態)だけは、自己管理で避ける必要があります。
Wodca(ウォッカ)のカードに記載されている項目

Wodca(ウォッカ)のカードには、下記の情報が記載されています。
- ID(アクティベーション用のID)
- Access Code(アクティベーション用パスワード)
- Wallet address
- Private Key
意外と少ないですよね。パソコンやスマートフォンで仮想通貨などを操作していると複雑に感じますが、実際私たちが普段使っている情報はこんなに簡単であることが分かります。
必要最小限の情報をカードに記載し、カード一枚で暗号資産(仮想通貨)をウォレットごと物理的に移動できるというのが、Wodca(ウォッカ)最大の特徴的な点です。

Wodca(ウォッカ)の利用方法

それでは、Wodca(ウォッカ)実際にどう利用するのか見ていきましょう。
Wodca(ウォッカ)のカードを入手したら、下記の手順でウォレットを利用します。
- アクティベーション
- トークンの確認
- トークンの送信

アクティベーション
Wodca(ウォッカ)のカードを入手したら、カードの記載事項に沿って、Wodca(ウォッカ)へアクティベーションを行います。
アクティベーションには、カードの裏面に記載されている情報と、メールアドレスが必要です。
登録用のWodca(ウォッカ) URLは以下です。
アクティベーションURL:https://apps.wodca.jp
トークンの確認
Wodca(ウォッカ)カードに保有している暗号資産(仮想通貨)は、アクティベーション後にウォレットアドレスを確認することで、PCやスマートフォンで確認できます。
もちろん、カードに記載されているウォレットアドレスに、仮想通貨取引所で得たコインを送金し、保管することも可能です。
トークンの送信
Wodca(ウォッカ)のウォレットアドレスに保有している暗号資産(仮想通貨)を送信するには、カード裏面に記載されているPrivate keyを利用します。
取引を行うために仮想通貨取引所へ送金する場合など、Wodca(ウォッカ) のウォレットから別のウォレットへの送金には必ず「Private key」を利用して送金を行います。
暗号資産をプレゼントできてしまう!?コールドウォレットのWodca(ウォッカ)のまとめ

Wodca(ウォッカ)は、暗号資産(仮想通貨)をカードとして所有できるコールドウォレットです。
仕組み自体は、ウォレットアドレスとプライベートキーを“ペーパーウォレット”として所有するという方法と同じですが、これは暗号資産(仮想通貨)のセキュリティ面においては最も安全な方法です。
また、ウォレットアドレスも含めた情報をカード型にすることで、暗号資産(仮想通貨)の配布時に起こるトラブルも防止することが可能です。
Wodca(ウォッカ)は、カード自体がウォレットとなっているので、財布などに入れて手軽に持ち歩くことも可能ですし、暗号資産(仮想通貨)をウォレットごと家族や友人などに贈り物としてプレゼントすることもできますね。
Wodca(ウォッカ)が普及していけば、その他の電子マネーと同じように、暗号資産(仮想通貨)のコールドウォレットがコンビニなどで買える日が来るかもしれません。